建築学会に行ってきました

先週の3月7日(木)に日本大学理工学部で行われた、日本建築学会関東支部のシンポジウム「外国人居住と住宅・コミュニティ問題」に出席してきました。

芝園団地など外国人住民の多い住宅地で多文化共生の取り組みに携わっている方々や、国内外の移民集住地を調査する建築学者の方々の発表を聞きました。

個人的には、トロントの移民の多い集合住宅団地で、地域の団体が中心となってコミュニティ・ディベロップメントを行い、多彩なコミュニティの活動を通して、ライフチャンスの制限されやすい移民の子供たちに対して就業支援やスキル取得の機会を設けているという事例の紹介が印象に残りました。日本でも、今後ますます民族間の機会格差などが広がっていく可能性があるので、このような事例は参考になると思いました。

(文責:佐藤慧)

国際移動研究会

京都大学の学生団体、国際移動研究会です。多文化共生元年となるであろう2019年に若者らしい発想で地域活性に貢献します。